2008年11月29日 朝日新聞
朝日新聞11月29日投稿欄に、経営支援NPOクラブ萩原会員の下記投稿が掲載されました。

想像力の越境 日本に不可欠

11月22日、横浜で大学主催の「越境することば、越境する想像力」という講演会に出席しました。講師は日本語を母語としない作家として初めて芥川賞を受賞した楊逸氏と米国生まれで万葉集を英訳し日本語で数々の小説を発表しているリービ英雄氏でした。
お二人が日本社会にと溶け込んだたくましさや、美しい日本語への理解、歴史認識の深さに驚かされました。お二人とも日本人以上に日本に憧れ、日本を愛していると思いました。
一方、空幕長論文に見られる偏狭なナショナリズムが最近、マグマのように噴き出ています。狭い日本だけの視点から、過去の歴史認識や国境問題で対立を煽らず、お二人のようにお互いに異文化を理解する楽しみを共有する人間として交流を深めていけば、隣国との教科書問題や領土問題は克服できると思います。
他国民や異文化も思いやる想像力こそ、今の日本の社会や政治に不可欠ではないでしょうか。